こんにちは!元CAのここすけです。
今回は客室乗務員がかかりやすい病気を紹介したいと思います。
もし、エアライン業界を目指している就活生の方がこの記事を見ていたら参考にして、CAになるかならないかと決めてほしいと思います。
CAになるのは5年程でも、病気は一生ものかもしれませんからね。
それでは、いきます!!
客室乗務員がかかりやすい3つの病気
私自身、CAになってから体をよく壊すようになりました。
生理痛はもっとひどくなり、貧血になったり、不眠になり、、
ひどかったんです!
もし自分の子供が「CAになりたい!」と言ってきたら、
もしかしたら止めるかもしれません。。。
それくらい過酷な労働環境ということは理解してほしいと思います。
航空性中耳炎
これは、CAが1番なりやすい病気だと思います。
鼻が詰まっていたり、風邪で喉が腫れていたりすると航空性中耳炎になってしまいます。
軽度だと「少し痛いな。」くらいですが、
ほとんどの場合、太い針で耳を思いっきり刺されたくらいの痛みがあります。
それが国際線だと14時間その状態が続くので、もう地獄です。笑
私も4回航空性中耳炎になったことがありますが、
痛み止めの薬を飲んで、泣きながら乗務していたこともあります!
それくらい痛いんです!!
CAではなくても、風邪を引いているときに飛行機に乗るのは控えたほうがいいかも。。
また、航空性中耳炎になりやすいのはアレルギー性鼻炎を持っている方。
アレルギー性鼻炎を持っているのに、CAになろうとしている方は覚悟しておいてください。笑
航空性中耳炎になると、会社から1週間~2週間お休みがもらえます。
でも私の場合、航空性中耳炎の診断書をもらっているのに
上司から「飛べるよね?」と言われて、航空性中耳炎なのに乗務した記憶があります。
今思えば、やばいですよね。笑
子宮内膜症
CAって子供がいない方が多いんです。。
もしくは、不妊治療をしている方も多い。
まだ新人CAだった頃、先輩から「もし子供が欲しいなら3年以内に結婚して、妊娠したほうがいいわよ。」と。
先輩曰く、CAになって3年までならあまり子宮に影響がないそうです。
CAは子宮系の病気にかかりやすいと色んな先輩から教えて頂きました。
「本当かな?」と思いましたが、子供がいないCAや不妊治療しているCAがたくさんいたので、信じざるおえなかったんです!
上空に行くと、気圧の変化でお菓子の袋が膨らんだりしますよね?
その現象が人間の身体でも起こっていて、
妊娠時しか膨らまない子宮が頻繁に伸縮を繰り返すので、子宮内膜症になりやすい。
1度子宮内膜症になると、妊娠しにくい身体になってしまいます。
あくまで噂ですが、CA内でよく話されていたことなのです。
私の話ですが、CAになってからどんどん生理痛がひどくなり、
「子供はほしい」と思っていたので、年1回は婦人科に行って検査を受けていました。
親に心配をかけたくないから相談もできず、子宮のことに関してはめちゃくちゃ不安でした!!
CAでもちゃんと妊娠して素敵なお子様に恵まれている方もたくさんいますので、一概には言えませんが。笑
周りの同期CAも「生理がとまった」というのが多かったので、怖すぎます。。
うつ病
国際線になると時差もあり、極度の不眠症なったりします。
精神的にもきつい環境ですので、それがうつ病に発展していきます。
詳しくはこちらをどうぞ。
まとめ
まだ、スチュワーデスと呼ばれていた頃の客室乗務員の乗務時間や勤務体系は比較的楽だったそうです。
キャビンアテンダントと呼ばれるようになってから高嶺の花という存在ではなくなり、1日で国際線を日帰り乗務したり、どんどん乗務が厳しくなってきたのではないかと思います。
航空業界が勤務体系を見直し、身体を壊すCAが少しでも減ってくれたらと思います。
読んで下さり、ありがとうございました。