こんにちは!元CAのここすけです。
今回はパイロット訓練生いわゆるP訓について書いていきたいと思います。
色々びっくりするような記事を書きました。笑
航空業界の方なら知っているあるあるを話していこうと思います!
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5分の1は不合格?もう二度とパイロットにはなれないパイロット訓練生の実態
エリートなパイロット訓練生たち
彼らは学歴はもちろんのこと、すべてにおいて高スペックです。
ものすごい倍率を勝ち抜いてきた訳ですからただ高学歴な訳ではありません!
気象予報士の資格を持っていたり、スポーツでは全国大会の出場歴があったりと
他のところでも高スペックなのです。
会社が2億円かけて育成するP訓
一人前のパイロットの資格を取るのに、会社は2億円かけると言われています。
それほど期待されている人達ということになりますよね。
大手の航空会社では、何十人という少ない人数しか採用されません。
一方、CAは600人程毎年採用してるので、もう全く違いすぎます!!笑
P訓がCAから人気のない理由
理由は、
パイロットになれるかどうかわからないから。です。
なぜ、パイロットの卵として入社している彼らがなれるかどうかわからないのか。
ドラマ『ミスパイロット』のように
アメリカでの試験に落ち、帰ってくるP訓が毎年少なからずいます。
そして、落ちた者は再試験は二度と受けられず、もう二度とパイロットになることはありません。
厳しい。
ので、本当にパイロットになれるかどうかわからないP訓は、CAからモテないんです。。
試験に落ちて帰ってきたP訓の本当のその後
晴れて試験に合格している者は、そのまま日本で訓練を積み、副操縦士としてラインに出ます。
一方、落ちた者は総合職として会社に残るか
退職するかのどちらかです。
結構、退職している者がいるんです。。
パイロットになれると思って入社してきている訳ですから、そのギャップに耐えられず辞めてしまうのでしょう。
全員合格にさせてあげたらいいのに。
総合職として残っている者は、
「あそこのデスクにP訓だった人が座ってる。」とCA内で噂されます。
残酷ですが、本当です。最低ですよね。
現役時代何度もその噂も耳にしました。
それでも優秀なP訓たち
なれた人もなれなかった人も、一度はパイロットに適性があると高倍率の中から採用された優秀な人達。
お話しても、素敵ですし優秀だなあと思っていました。
きっとどこに行っても素晴らしい人生が送れる人達なんだと思います。
読んで下さり、ありがとうございました。